2007/12/19

クリスマスの絵本。

リスマスの絵本で好きな物が2冊あります。一つは、クレメント・ムーアの詩にトミー・デ・パオラが挿絵を描いた「あすはたのしいクリスマス」。神学者だったムーアがクリスマス・プレゼントとして自分の子供達にうたってあげた詩が、この有名な「The Night Before Christmas」。トナカイ達に名前がついていたり、少し愉快なサンタのイメージはこの詩からなんですね。ムーアの詩に出来るだけ忠実に絵をつけたと言うパオラの挿絵は、本当にキレイです。一ページずつ飾り枠で縁取られた絵は宗教画のような静かな雰囲気で、見ていると不思議と落ち着きます。リズミカルでシンプルな日本語の翻訳もとてもいいです







もう一つは、ディック・ブルーナの「クリスマスって なあに」。イエス・キリストの誕生を、シンプルな絵と解りやすいストーリーで描いてあります。「むかしむかし、ベツレヘムのすべての人たちが寝静まっている暗い夜。起きているのは羊飼いたちだけ。夜の空が昼間のように明るくなり一人の天使が現れた。ベツレヘムの小さな馬小屋で赤ちゃんが生まれ、その子はすべての人に幸せを運んでくれる、神様のこども。と告げます。羊飼いたちが羊と共にベツレヘムへ歩き出すと、星が行く先を導いてくれました。馬小屋につくとヨセフとマリアに見守られて一人の赤ちゃんが寝ています。この子が、神様の子イエスです。」クリスマスは、この神様の子イエスが生まれた12月24日をお祝いする日。クリスマスって?っと、子供に教えたくて購入したもの。ブルーナのテキスタイル的な絵もいいですよね。

Dick Bruna Official web
http://www.nijntje.nl/japan/

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